仕事ができる人は机が綺麗?ほんまに?
仕事ができる人は机が綺麗!
とか言うけどほんまでっか?
と前から俺は思ってる。
この理論?ってのはそこまで世間の賛同を得てないような気がするんだけども、ものすげぇ目にする。
しかもどうも理由ってのがもっともらしく言ってるだけで、腑に落ちない。
例えばですね。
資料が整理されていれば探す必要もなく取り出しもスムーズです。
製造業などの改善と同じように0コンマ何秒での改善みたいな話だが正直ざっくりしすぎている。これ自体は間違いというわけではないが正解でもないと思う。
- テレビのリモコンは使用したら常に所定の位置に戻すのが効率がいいのか?
- 部屋のボックスティッシュは所定の位置から動かないほうが効率がいいのか?
- 玄関の靴は帰宅したら即座に下駄箱に入れたら効率的になるのか?
リモコンもティッシュも自分の近くに常に転がしていたほうが効率がいいし、靴もサンダルもだしっぱの方がすぐはける。
机上の書類あるあるでいうと。机きたねぇな~と思って整理したら、そんなときに限って片づけた書類をすぐ出す羽目になり「せっかく片づけたのに」と元に戻っていくという現象が何故かある。ほんとに整理整頓は効率的なのか?
単に机を整理しなさいというのは、『書類がちらかって発見できないです~』とか『仕事が増えてパニックです!』なんて人にするアドバイスの一つとしては有りだと思うんだが、職場環境や個々人の業務量や仕事のバリエーションなどの状況を考慮した場合にはアドバイスとしてはざっくり過ぎると思っている。
そりゃ綺麗な机の方がいいとは思うけども、効率というか単にいちいち出すのめんどくさいから、その辺に置いているんですよ。正直、一度に進行する仕事が増えると与えられたエリアだけでは効率的な整理はできず書類を積むという現象が起こる。正直な話、日数を要する仕事とすぐに処理できる仕事のバランスを考慮して仕事を振ってくれたら机はそんなに散らかりませんよと言いたい人も多いのではないかな。あとね、欲しくないパンフレットとか良くわからない資料をとりあえず自分のとこにポイ捨てしていく上司や同僚がいなければ机にごみが溜まる事もないっちゅーの。
これは俺独自の考えですけどね。単に時間で測れる効率だけで全てじゃないのです。理屈の上では効率的でも当の本人達が面倒に感じてイライラする環境はどうなんでしょうか?多少効率は悪いけど、ストレスが少ない状況の方がポテンシャルを発揮できるだろうという選択肢も結果として効率をよくするのです。
ついでなんで、もう一つ
机が綺麗だと頭の中がスッキリ=仕事ができる
これこそほんまかいな?と思っている。
まぁ確かに、書類を片付けていくという行為は一旦仕事を整理していることになると思いますし、その過程で状況把握は済んでると思うので頭の中は整理されていそうではある。
しかしいまいちスッとは入ってこないな~と思っている。
なんでかと考えてみたんだけど単純な話だった。
要は個々の仕事量とか職業的なもんとか状況は様々なのに択一的に扱っていることに違和感があるんだね。
例えば、そもそも仕事してなかったら机は綺麗だろう。振られる仕事が少なかったら机は綺麗だろう。
机が綺麗だから『こいつ仕事できねぇな』って事もありうるわけだ。
机が綺麗だと頭の中はスッキリしてるかもしれないが、仕事が出来るとは限らない。
机が綺麗だと仕事が出来るとされている理由の一部だが上げ足をとってみた。
まとめ
むしろ机が綺麗で仕事が出来るやつは俺の周りには居なかった。