社内のWEB担当チームってすごい重要だと思うけど、軽視されてるよね。
何言ってんだこいつと思われそうだけどね。
会社において重要なはずなんだけど軽視されてるというか理解されにくい業務のひとつがWEB運用だと思う。システム管理とか運用なんてのもそうだよね。まぁIT系の知識をもって行う業務ってのは理解されにくいってことなんだと思う。
今日はWEB運用についてってタイトルだから、それについて勝手に思ってる事を書こうかなって感じだけどね。
今回、私が言ってるWEB運用ってのは会社のHPとかSNSの活用とか、そういった部分。
WEB運用重要って解ったフリしてないか?
よく会社で必要なもんで、”ヒト・モノ・カネ”なんて言うよね。
で、そこに一つ加えて”ヒト・モノ・カネ・情報”なんて言う場合もある。
WEBってのは、正に情報の部分だと思う。
情報ってのはITと解釈したり、入ってくる情報量と解釈したりするけども、こちらから発信していく物も情報なんだよ。
最近、インスタとかを活用して業績が~なんてSNS活用成功事例とか目にする事なんて普通だよね。ユニクロの例とかね。
そこら中からそんな話が耳に入ってくるもんだから、会社でブログを書くぞ!とかインスタはじめるぞ!とか解ったフリして言い出して、とりあえず何か会社にパソコン詳しいやついるから、そいつに担当させようなんて流れが出てきたりする。
それ自体は悪くないと思う。まず初めてみないと活用もクソもない。
その後がまずい事が多いんじゃないかと。
元々、受け売りすぎるのが問題だと思うが、まじめに人選してる訳じゃないし、振られたやつからしてみれば既存の業務に上乗せされただけで貧乏クジなんて事が多そうだなと。
たまたま仕事振られたやつがWEBマーケティングに興味のあるようなやつだったり、少しそっち方面の知識もってるとか言うやつだと、そこから苦悩が始まるだろうし。
何がマズイって、じゃあこれからどうやって活用していこうかって部分がゴッソリ抜け落ちてるんだから、まともに運用されるはずがない。
WEB運用チームは別種の営業チームと考えるべきだ
私は、あまり”べき”ってのは好きじゃないが・・・
あえて言おう!
WEB運用チームを会社の重要な営業チームと考える”べき”だと!
従来の直接顧客を回るような営業はアウトバンドな営業だが、WEB活用した顧客へのアプローチというのはインバウンドな営業だ。
アウトバウンドの直接顧客に商品やサービスを売りつけるような遣り方に対して、インバウンドは受身。商品やサービスの宣伝をするという意味で両者の違いは無いと言っていいだろうが、インバウンドの場合は顧客へ強引に売りつけないスタイルとでもいうのだろうか、例えば会社でHPを開設していた場合、そこへ顧客になりうる方が情報を見に来る、そこで興味を持って頂ければ問い合わせがくるだろう。
で、インバウンドな営業に必要とされるスキルというのは従来の営業職とは別種のスキルであるということが重要なのです。
おそらく、インバウンドなマーケティングを担うWEB運用担当が軽視される理由はここら辺にある。元を正せばWEB運用について本気で考えてないのが原因だろうが、それが営業活動であるという認識があるかどうかも怪しいし、そのスキルについて理解されていない。まぁ従来の営業スタイルで成功を納めた経験者なら尚更軽視するのではないかと思う。
ではWEB運用チームに求められるスキルが何故別種なのか?
簡単な話だ。
彼らが文字や映像を使って他者を魅了する技術の保有者だからだ。もちろんWEB関係の知識もその一つだ。
トーク力やボディランゲージで相手に伝える能力とは別種だ。
普段は無口なのに文章を書かせたり映像を作らせたら、本当に同一人物かと思うくらいに雄弁に語る人もいるだう。
WEB運用の重要性を理解して人材をもっと活用したらいいんじゃね?
実際、WEB運用の活用ができた場合の恩恵はでかいと思う。
とはいえ、使うかどうかはよりけりだ。広く広めない事が強みになる場合もあるからだ。
ただ、それは特殊な例だろう。
勘違いして欲しくないのは従来の営業が古いと言っているわけではない。
両方活用しよ、今はWEB運用担当の有用性を軽視しすぎだと言っている。
たとえば営業が訪問の約束を取れたとして、顧客が事前に会社のHPを覗く、そこで好印象を得られれば一番いいが、仮になんとなく会社の概要だけであっても状況はかなり変わるはずだ。
HPを見て声を掛けてきた所に訪問するなら尚更話を進めやすいだろう。
だから、足を使った営業チームとWEBを使った営業チームが連携するのがいい。
まとめ
さぁ強引にまとめよう。
テレビとかラジオとかにCM流して喜んでるくらいなら。
WEB運用なめんな。
以上!