日雇い派遣の法改正は酷い仕打ちだよね。
今のご時勢面接をやっていると『日雇い派遣で繋いでます』って人は結構多い。
もうちょっと前はあまり居なかったですがリーマンショック以降はそういう人が多い。
それだけ仕事が無いって事なんでしょうけど、去年(2012)に日雇い派遣に関しては法改正がありましたよね。
早い話が日雇い禁止って話で一応一部の業種と一定の条件件を満たす人は働けますって内容。
例外業務は置いておいて日雇いで働ける人の条件ってのが
- 60歳以上の方
- 雇用保険の適用を受けない学生
- 生業収入が500万円以上の者(副業として派遣を行う者)
- 生計を一にする配偶者等の収入により生計を維持する者であり、世帯収入の額が500万円以上(主たる生計者以外のもの)
酷い内容ですね。本当に日雇いで働く必要がある人が働きづらくなっているような・・・
年収300万以下と言われてるご時勢に500万って・・・救済処置で世帯年収みたいな事が書いてありますけど救済になってないですね。親が働いてるとかならまだしも、すでに引退していたら難しいですし、自分の考えですけど日雇いを利用する人って基本的に一人暮らしとかで自分で何とかしようって人ですよね。例えば一緒に住んでる家族が働いてるとかなら追い詰められても日雇い以外の選択もあると思うんですよ。
自分はこれについてシッカリ調べてるわけじゃないですが、狙いは雇用安定ですよね?規制をかけることで長期雇用の求人の発生を促して働ける世代の生活安定を目指すってとこですか?でも安定職を見つけるまでの繋ぎもできないので生活保護へまっしぐらですよね・・・
直雇用なら日雇いもできるんでしょうが数日雇用の募集のために求人してたら企業は普通に赤字です。だから短期募集かけるくらいなら今働いてる人に協力してもらう方向を模索するほうが良いです。
派遣会社なら登録してる人材に呼びかけることもできますし、現在かかってる求人の募集から人を工面することも可能です。日雇いってまさに派遣会社が得意なフィールドです。
そもそも年収が500万の有る人で日雇いで働こうって人はあまり居ないでしょうね。
これ誰が得してるんでしょうね?
世の中には日雇いで働くのが性にあってる人も居ますよね。元々仕事が無いとこに規制をかけたらどうしようもなくなりますよね。仕事が無くて困るから単発日雇いの仕事でもいいからしたいってなるんですよね。その需要があるとこをバッサリカットして何か変革が起こると思えないんですよ。
仕事を探す→なかなか見つからない→日雇いで繋ごう→条件満たせないから日雇い無理→お金底をつきる→生活保護申請→やる気なくなる→働かない人口増加→国の負担増加
なんか↑こんな流れが見えるんですが・・・
なんか結局生活が安定してるヤツが考えた発想なんですかね?